上島竜兵さんの訃報に多くの方が驚きと悲しみをいだきました。
上島竜兵さんの死因は自殺とされています。
自殺動機は判明されていませんが、ネット上で老年性うつ病ではないかという説があがっています。
上島竜兵さんが老年性うつ病になってしまったと言われる理由の根拠を調査しました。
老年性うつ病ではないかとネット上で浮上
上島竜兵さんが老年=うつ病ではないかとSNS上で浮上しています。
上島竜兵さんは61歳、渡辺博之さんは66歳と年齢が近いので老年性うつ病に罹っていた可能性が大いにあります。
老年性うつ病とは
老年性うつ病とはどういうものかについて紹介します。
注意力が散漫になって、抑うつ感が強く、「死にたい」と思うなど、悲観的になります。食欲減退や不眠に悩まされることも少なくありません。うつ病を発症すると、気分が落ち込む、注意力が散漫になったり、物事への興味や幸福を感じない、やるきが出ない、食欲が落ちる、眠れないなどの症状が出ます。その場合、記憶力の低下を認めたり、判断能力がなくなったりなどの症状も出るために、認知症ととても間違われやすいです。
引用:国分寺住宅ケアクリニック
初老生うつ病には死にたいと思うなど、悲壮感的になりやすくなるので自殺に追い込まれることがある病気です。
初老性うつ病に罹るとされている年齢は男性では50~65歳と言われていますので、上島竜兵さんの年齢と一致しています。
初老生うつ病と思われる根拠
上島竜兵さんが初老生うつ病だと思われる根拠に初老生うつ病の原因が深く関係しています。
- 仕事を続けなけらばならないという負荷
- 引退や定年にみられる役割の喪失
- 仕事の喪失
- 経済上の問題
- 健康上の問題
- 妻や夫、友人等の死
- 家族に対する心配
- 生活習慣の変化(孤独)
初老性うつ病の原因と上島竜兵さんが自殺に追い込まれたであろう根拠をつなげます。
初老性うつ病の原因と上島竜兵さんが自殺に追い込まれたであろう根拠を見ていきます。
仕事の喪失=コロナの影響で芸が披露できない
上島竜兵さんが亡くなる直前のイベントで仕事に関する不満を述べていました。
「熱湯風呂もケンカからチューもできない。俺としては商売あがったりだよ」と上島さん。明るい表情で話していたが、マスクを着けて熱湯風呂に入るなど、コロナ渦でギャクをどう見せるか研究もしていたようで「息ができなくて死にそうになった」と明かしていた。
引用:スポニチ
上島竜兵さんは芸能活動歴は長いですが、自分の芸が思い通りにできない事態は初めてだったと思います。
今までずっと通用してきた体を張った芸が今の情勢だと全く通用しないと思ってしまい落ち込んでも不思議ではありません。
年齢も61歳と若くはありませんので、今から自分の芸を捨てて新しい芸をすることは難しいのではないでしょうか。
それに今まで生き残ってこれた芸を簡単に変えることはプライドが許さないと思います。
芸を変えることができない。
自分の芸が通用しないということに思い悩みすぎて仕事の喪失につながったのではないでしょうか。
妻や夫、友人等の死=志村けんさんの死去
上島竜兵さんはの自殺動機として志村けんさんの死去は大きく関係しているのではないでしょうか。
上島竜兵さんは志村けんさんがいたおかげで芸能活動を生き残ってこれたと言っても過言ではありません。
「’96年秋頃、元プロレスラーの川田利明さん(58)の紹介がきっかけで2人は出会いました。深夜、川田さんが上島さんに電話して、『志村さんと飲んでいるから来たら?』と誘ったそうです。それが縁で飲み仲間となり、翌年1月放送の『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)に初出演。あまりにも急な展開に、上島さんは驚いてしまったそうです。その後、’02年からダチョウ倶楽部は『バカ殿』のレギュラーにもなりました」(テレビ局関係者)
引用:女性自身
上島竜兵さんが当時人気があったバラエティー番組『志村けんのバカ殿様』にレギュラーとして出ることができたのも志村けんさんのおかげです。
志村けんさんがいなければ芸能界を生き残れていたかわからないほど志村けんさんの存在は大きいと思います。
また、上島竜兵さんと志村けんさんは師弟関係にありました。
ロケ終わりに飛行機に乗って帰る時も連絡を入れ、「お前は俺の彼女か」と言われたエピソードがあるなど師弟関係の深さがうかがえます。
上島竜兵さんにとっては志村けんさんは、師弟関係を飛び越えた恋人に近いくらい大好きな人という認識があったのかもしれません。
飛行機に乗ることまで連絡するのはむしろ依存しているのではとも推察できるので、上島竜兵さんにとっての志村けんさんは神様と思っていた可能性があります。
そんな志村けんさんも2020年3月29日にこの世を去ってしまいました。
コロナの影響だったので上島竜兵さんは心の準備をする時間もない中で志村けんさんの訃報を聞いたと思われます。
神様と崇めていた人物が急にこの世の中を去ってしまったら、心にぽっかり穴が開いても不思議ではありません。
心のよりどころにしていた人物が急にいなくなってしまったら、誰しも心が折れてしまいます。
上島竜兵さんと親交がある有吉弘行もJEN系ラジオ番組の『有吉弘行のSUNDY NIGT DREAMER』で、上島竜兵さんが心配になってメールを送ったと証言していました。
上島竜兵さんとも交流が深い有吉弘行さんが心配するほど上島竜兵さんにとって志村けんさんはなくてはならない存在だと解釈できます。
自分にとって絶対的な人物がいなくなったら誰しも立ち直れなくなると可能性があります。
上島竜兵さんは近しい人物からも優しい方と見られていたそうで、そんな心優しい上島竜兵さんが依存にも近いレベルで慕っていた志村けんさんが亡くなったら、うつ病にならないことのほうが難しい話です。
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